Turbolinux
側の設定

注意!

Linux での設定は root でログインして行います!

なお samba サーバーが起動しているといけないので#turboserviceで sambaサーバーを停止して作業を行うと良いと思います。 設定の各内容は 人それぞれ違うと思いますが、それでは説明にならないので一応下記の内容でlinuxとWindows98を一対一でLAN接続することを考えます。

Linuxマシンの内容
ホスト名server
ドメイン名linux.or.jp
検索ドメインserver.linux.or.jp
DNSネームサーバー192.168.0.1
Gatewayの機器eth0
linuxマシンのユーザーhanako
ホームディレクトリ/home/hanako

Windows98での内容
ログインユーザー名hanako
ログイン時のパスワードhanako
ワークグループWORKGROUP
IP アドレス192.168.0.2


1.ユーザーの追加

#turbousercfg

hanako というユーザーを追加します。
ユーザーを追加すると /home/hanako というディレクトリが作成されWindows側からアクセスしたときのホームディレクトリとなります。
WORKGROUP というワークグループを追加します。 windows98 のネットワークコンピュータのプロパティの中の識別情報の中のワークグループ名と同じにします。 windows98ではデフォルトでWORKGROUPになっているはずです。
GIDは hanakoがWORKGROUPに属するように設定します。
グループ編集で メンバーにhanakoを追加します。

2.smb.confファイルの設定
/etc/smb.conf
設定は初心者には非常に難しいです。
私も散々苦労しましたが、とりあえず参考例を記載しますので試してみるのも良いかもしれません。
参考ファイルはこちら


3.smbpasswd ファイルの作成
#cat /etc/passwd | mksmbpasswd.sh > /etc/smbpasswd

これで 暗号化されたパスワードファイルが作成されました。
次に sambaで使用するhanako つまり ユーザー hanakoさんの パスワードを設定します。

#smbpasswd hanako

上記を実行してパスワードを入力します。
たとえば hanakoさんのパスワードを hanako とする場合には hanako と入力します。
確認のためもう一度入力するように要求されますので 同じくhanakoと入力します。

4.ネットワークの設定
#turbonetcfg

基本設定
ホスト名server
ドメイン名linux.or.jp
検索ドメインserver.linux.or.jp
DNSネームサーバー192.168.0.1
GatewayのIP192.168.0.254
Gatewayの機器eth0

ホスト一覧
IPアドレスFQDN ホスト名
127.0.0.1localhost.localdomainlocalhost
192.168.0.1server.linux.or.jpserver


5.再起動します
#reboot

再起動後は 最初のログイン画面で

TurboLinux release 4.0 (Ehime)
Kernel 2.2.9 on ixxx (server.linux.or.jp)
VC: tty1

server login:


と 下線部分が 設定された内容になって表示されているはずです。


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